2023年7月の記事一覧

バスボムで遊ぼう❗️

先週から取り組んでいるバスボム作り。

里帰り保育で帰ってきた、卒園児さんも

一緒に作ってみましたよ♩

 

それぞれの席にきちんと座って、説明を

聞き、疑問点や、言いたいことがあれば

「はい❗️」と手を挙げてから発言して

くれました。

配布した手順書に注目し、作業の流れを

理解して取り組むこともできました。

さすが1年生ですね。

 

さて、年長さん達は、今度はバスボムを

使って遊びました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①水に入れるとどうなるかな?

「しゅわーってなるよ‼️」

「溶けちゃうんじゃない❓」

元気よく答えてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②どんな色になるかな?

「ピンクがいいな」

「青の粒々が入ってるから、青だよ。」

「これは白だね。」「でも、黄色っぽいよ。」

 

③混ぜたら何色❓

 赤+青→「むらさき?」

 青+黄色→「みどり❗️」

 赤+黄色→「うーん、わからないね…」

チームでの活動で色水遊びを経験していた

子ども達は、その時のことを思い出して

考えたり、答えたりする様子がありました。

 

全部混ぜたら…?

なんと、透明になりました。

これは私も予想外‼️なぜでしょうね?

 

 ④お水といっしょにペットボトルに

入れて、振ったらどうなるかな?  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ⑤穴を開けた容器に入れて、

水に沈めたらどうなる?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1年後、卒園児さん達のように、説明や

教材を理解し、より意欲を持って

取り組めるようになっていたいですね。

 

そのために、楽しい遊びを題材に、

考えたり、質問に答えたりする経験を

積んでいます。

 

子ども達には、考えることや机に向かう

ことは、楽しい✨ということを知って

ほしいと願っています。

しゅわしゅわ❗️ぱちぱち✨

最近の「おべんきょう」の時間には、

年長さんを中心にバスボム作りに

取り組んでいます。

 

材料は、重曹とクエン酸。

(およそ2:1の割合で混ぜます。)

お好みで食用色素、精油などで、

色や香りをつけても楽しいですね。

(市販の粉末入浴剤を混ぜるのも、

扱いやすくておすすめです。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビニール袋に入れて、

水スプレーをシュシュッ💦

少し湿らせて、ギュッギュッと

握り固めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よく乾かせば、完成です‼️

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それぞれの年齢、発達段階に応じて、

手順書を読みながら作ったり、

使う材料の量を書き込んだり…。

 

「数字はまだ書けない、読めないよ」と

言うお友だちは、口頭で伝えた材料の

量を⭕️の数で書き込んだり、

「カップ1って言ったよ❗️」

「こっちは2って言ったよね❗️」と、

ことばで確認したりしながら作りましたよ。

 

みんな、説明をよく聞いて、一生懸命取り組みました。

 

作ったバスボムは、手順書と一緒に

持ち帰ってもらっています。

ご家庭で、お風呂や水遊びの時に

楽しんでくださいね。

 

自分で作るのはまだ難しい、小さな

お子さんには、大人が作ってあげても

いいですよ🎵

 

しゅわしゅわ❗️ぱちぱち✨チャプチャプ💦

あか、あお、きいろ🎨

 

オノマトペ(擬音語・擬態語)や、

色の名前を言いながら、

たくさん遊びましょう。

 

「楽しい‼️」という実体験と、

それらのことばが繋がり、

コミュニケーションの発達を促すことに

なっていきます。

海の日🏖️

今日は海の日ですね。

 

今日は子どもの頃の、海にまつわる思い出話を。

 日頃の子どもたちとの関わり方を

振り返る際に参考となるエピソードです。

 

私が子どもの頃、海での遊び方はただただ

泳ぐことがほとんどだったように思います。

電車ごっこのように浮き輪で列を作った

子ども達を、父親が足のつかないところ

まで引いていき、一斉に岸に向かって

泳ぐ競争はとても盛り上がりました。

(親の立場になった今では、ゾッとするような危険な遊びですね💦)

 

ある年の夏、私を含む何人かが、

この遊びをしたくないと主張しました。

映画「ジョーズ🦈」の大流行で、

サメが怖かったからです。

 

父は怒りました。

「人喰いザメなんて映画の中のことだ。

瀬戸内海にサメなんかいない」という

のが、その理由です。

 

結局、一緒に遊んでいた年上の男の子

たちが、ゴーグルをつけて海中をチェック

し、「サメはいなかった」と言ってくれた

ことと、泳ぎの達者な女の子が、私たちの

浮き輪を引いて泳ぐことを提案してくれた

ことで、みんなで楽しむことができました。

 

このことから思う、子どもの「いやだ」

への有効な対応は2点。

 

①訴えそのものに向き合う姿勢を

見せること。

②訴えていること以外に、不安に思って

いるだろうことを軽減すること。

(サメを怖がったのは、泳ぎが苦手な

メンバーでした。たぶん、サメとは関係

なく、海がちょっと怖かったんでしょうね。)

 

子どもは「正論」よりも、自分の思いに

真摯に向き合ってもらえていると

感じられることの方が、心に響くことが

あります。

 

あの日の、お兄さん、お姉さんたちの

ように、今、私は子どもたちの思いに

寄り添うことができているでしょうか?

と、自問自答しています。

勉強中です📚

くじらチームのお友だち、Aちゃんは、

自分のお名前を、声と指文字で表現する

ことができます。

ひらがなを読むこともできます。

 

指文字とは、指の形で文字(音韻)を

表す方法で、手話の語彙にないことば

(人名、地名など)を表現するのに便利

です。

 

手話や指文字は、音声を使わない

コミュニケーション方法の1つであり、

特に聴覚に障がいのある方にとっては

重要な意思伝達の手段です。

もちろん、ST(言語聴覚士)の養成

課程にもその講義は含まれています。

 

…が、恥ずかしながら私、「おしまい」

「おめでとう」の手話と、自分の名前の

指文字(たった2文字です…)が、

かろうじてできるというレベルで、

養成校を卒業してしまいました。

 

そんな私ですが、Aちゃんとの

お付き合いも、丸2年となりました。

Aちゃんの他にも、声を出しての

「ことば」のかわりに、手話を活用する

お子さんがいます。

Bちゃんは、ジェスチャーや指差しでは

伝わりづらいことを、部分的に手話の語彙

を取り入れることで、伝えてくれます。

 

手話・指文字は、単に聴覚言語を補う

だけでなく、コミュニケーションの

可能性を広げ、表現を豊かにしてくれますね。

 

そんな思いから、今、手話・指文字を

勉強し直しています。

 

Aちゃん、いつか私と手話で内緒話をしようね。

お知らせ

今日7月10日の

ことばの種は都合により、

7月13日に掲載となります。

 

いつも楽しみに下さっている皆さま

急な変更ですみません。

13日によろしくお願いします。

カラオケ🎤にて

「カラオケ🎤というものに行ってみたい」

という、我が子のリクエストで、

10年ぶりにカラオケ🎤に行きました。

 

元々あまりカラオケ🎤好きな訳ではない

ので知らなかったのですが、近頃の

(昔からでしょうか?)カラオケって、

画面に音程や音の長さを示すバーが

表示されるんですね♪

 

これです‼️

これが、「視覚支援」です❗

 

「高い」「低い」、「短め」

「長く伸ばす」、歌い始めのタイミング…。

 

なんとなくわかるんだけど、あいまいで

はっきり分かりづらいことが、視覚化

することで明確になります。

 

楽譜も、もちろん音を視覚化する手段の1つです。

 

それでも、カラオケのガイドバーを

例に挙げたのは、複雑な規則の知識が

なくても、単純で直感的に分かりやすい

点で優れていると感じたからです。

 

また、声を出すのか休むのか、

音の高さはどのくらいかが、

リアルタイムでわかるのも良いですね。

 

子どもへの「視覚支援」も、簡潔、明瞭に。

そしてタイムリーに提示できると、

「見せたもの」と、「伝えたい内容」が

より繋がりやすいです。

 

例えば、「おやつを食べる前に手を

洗おう」と伝えたいなら、なんでもない

時にじっくり説明するより、食事の

タイミングで「おやつ🍡」と「手を

洗う🫧」の絵カードを見せて、

「おやつだよ。手を洗おうね。」と

促す方がピンときやすいでしょう。

また、手を洗ったらお菓子をもらえた

経験と組み合わせることで、

より身につきやすいです。

 

視覚提示の方法、適当なツール、タイミング。

それぞれのお子さんにとって、

より伝わりやすい方法を、

一緒に考えていきましょうね。