ことばの種(STさんのつぶやき)
家ではできるのに…
入園、進級おめでとうございます🎉
新年度が始まり、期待も不安もたくさんありますね。
少しずつ心配事を軽減し、大きな夢✨を花咲かせたいですね🌸
さて、お家でのお子さんと、幼稚園・保育園やセンターで聞かされるお子さんの様子が、
ずいぶん違うな🤔と思われることってありませんか?
「家では甘えてばかりなのに、園ではお利口さん」
「園では自分でご飯を食べると聞いているけど、家ではお手伝いしないと食べない」
「家ではしゃべってるのに、園ではことばが遅いって言われる…」等々。
特に3つ目。
家庭では年齢相応のことができていると思うのに、発達の遅れを指摘されると、
ちょっとムッ😠とするし、不安になっちゃいますね。
どうしてそんなことが起こるのか…というと、家庭と園ではいろいろな環境が違うからなんです。
ご家庭なら、1対1でお話を聞いてあげる時間が長く取れる分、覚えたての、まだおぼつかないことばでも、
緊張せずお話しできるのかもしれませんね。
また、周りにお友だちが大勢いると、気になってしまって、
伝えたいことばがお空に飛んで行ってしまう🦋こともあるかも?
大人の注目も、おもちゃも、お友だちみんなと分け合うので、
大声を出したり泣いたりしてアピールするのも、お子さんなりの戦略かもしれません。
それと、もう1つ。
保護者のスキルがとっても高い場合…。
お子さんが上手に話せなくても、会話が成立しちゃうんです。
ひょっとしたら、お父さん・お母さんがコミュニケーションパートナーとして有能すぎるのかも?
(素晴らしいことなのですが、誰もが聞き上手なわけではないので…)
どのケースにしろ、「あれ?」「うちの子、そんなんじゃないのに…」と感じたら、
どうか遠慮せず、教えてくださいね。
そういった「家ではこんななんです❗️」という情報は、園(集団生活の場)で、
お子さんが持っている能力を発揮できる環境づくりや、より発達をうながすかかわりの、大きなヒントになります。