ことばの種(STさんのつぶやき)
卒園シーズンです🌸
3月30日(水)はセンターの卒園式です。
卒園されるお子さん、保護者の皆様、おめでとうございます。
在園のお子さんも、元気に1年間通いました。エラかった!
お家の方も、このコロナ禍で大変なこと、ご心配なことも多かったことと思います。お疲れ様でした。
また、ご自身のお子さんだけでなく、一緒に通うお友達への優しいサポート、ありがとうございました。
さて、卒園・卒業に関して個人的に思うことが2点あります。
1つは、それぞれの年齢、発達段階での課題は、その時その時にクリアしておくのが、
効率が良いのは確かだな、ということ。
私が言語聴覚士を志したのは30歳を過ぎてからなのですが、その年齢で高校数学
(本当にひどい成績だったのです)の内容を勉強し直すのは、なかなか大変でした。
その点、伊予くじらに限らず、早期に発達支援機関とつながることのできたお子さんたちは、
幸いなのではないかと思います。
もう1つは、学ぶこと・人とかかわることが嫌いでさえなければ、本人が強く「やりたい!」と思った時に、
必要なスキルを身につけることは十分可能だということ。
苦手なことでも、学んだり、誰かに教えてもらったりするのがイヤでなければ、まあ、なんとかなる!
子どもたちの成長・発達は、一応の「標準」のようなものはあるけれど、実際にはみんなそれぞれ違います。
伊予くじらの子どもたちには、それぞれの成長・発達の段階に合わせたサポートを行うとともに、
生きていく上で必要なことを、楽しみながら身につけられる土台を作っていくことが
できればいいなと思っています。