2023年5月の記事一覧

ブドウの木

我が家はブドウの栽培が盛んな地域に

あります。

近頃は、シャインマスカットや藤稔

(ふじみのり)などの大粒で甘く、

種のない品種が主流になっています。

 


そんな中、親戚の畑では、私のためにと各畑に1本、

古いデラウェア(赤っぽい小粒の品種)

の木を残してくれています。

 

幼い頃に、私がたった一言

「デラ(デラウェア)が好き」と

言ったことが理由です。

 

でも、そんなにすごく「デラウェア」が

好きというわけではないんです。

 

「デラウェア」そのものが好き

というより、種のあるブドウがイヤ

だったのと、他の品種の区別がつかず

(当時は濃い紫で粒の大きさが中位の

ものがほとんどだったので)、確実に

知っている品種名を言ったような記憶が

あります。

 

小さな子どもとのやり取りでは、

こうした小さな行き違いは、

わりと頻繁に起こります。

 

子どもの「〇〇好き」は、本当に

それが好きとは限りません。

 

本当にそれが好き❓

言い間違い❓

知っていることばを言ったのかな❓

 

一生懸命伝えてくれることばから、

子ども達が本当に伝えたいことを

読み取ってあげたいですね。

 

*大人の問いかけに対して、

「わからない」「どっちも違うよ」

等と答えることは、経験のない子どもにとって

意外に難しいものです。

答えなかったり、場に合わない単語を

答えたりする場合には

1、質問内容はわかる。

2、応じる気持ちもある。

でも、答えが「わからない」のかも

しれませんよ。

お子さんがが応えやすい質問をするためには?

次回に続きます。