2022年2月の記事一覧
ぺちん!がぶり!も「ことば」なんです!
お子さんがお友達を叩いてしまったり、噛みついてしまったりすることってありますよね。
「うちの子、乱暴で…。」
「わたしのしつけが間違っているのかしら?」
心配はつきません。
でも、ちょっと一呼吸置いて、お子さんの様子を観察してみてください。
理由なく叩いたり噛んだりする子はいません。
「イヤだよ!」
「そのオモチャがほしかったんだ!」
「もっとあそびたいよ!」
時には、「ねえねえ、いっしょにあそぼうよ」だったり…。
叩いたり噛んだりするのには、お子さんなりの理由があるんです。
まだことばを獲得していないお子さんの場合、伝えたいこと、思いを表現する手段がないので、
簡単で、注目を得やすい、「叩く」「噛む」という方法をとってしまうのは、当然の行動かなと思います。
もちろん、叩いたり噛んだりすることはお友達にとっても、お子さん自身にとっても良いことではありません。
でも、「ダメ!」と叱りつけるのではなく、「こうしたかったんだね」と代弁してあげたり、
「かしてって言ってみようね」等と、他の伝達手段を教えてあげられるといいですね。
叩いたり噛んだりも、お子さんなりの「ことば」、意思表示の方法なんです。
「乱暴な子」でも、しつけが悪いわけでもないんですよ。