シロツメクサの花が咲いたら♪
このタイトルをメロディ付きで読んでしまった方は、きっと私と同年代(40代半ば)以上かなと思います…。
クローバーの花がたくさん咲きました☘️
なんだかうれしくなって、花冠👑を作ってみました。
すると、周りに集まって手元をのぞき込む子が数名…。
「何をしているのかな?」と、作業そのものに興味のある子もいれば、花冠を作っているのだとわかって、
「ちょうだい」と言いにくる子もいます。
せっせとお花を摘んで手渡してくれる子もいます。
くじらチームのAちゃんは、「それの次、ぼくのも作ってね。この葉っぱ🍀も入れてね。」と、
デザインの提案もしてくれました。
なるほど、その通りにすると、少し可愛らしさが控えめになって、Aちゃんによく似合ってステキです✨
せっせと花冠を作った私ですが、実は子どもの頃は作れなかったんです…。
先日のブログで、認知の方法として視覚・聴覚が主で、伊予くじらには視覚優位のお子さんが多いと書きました。
それ以外に、言語での認知が得意な人もいます。
私自身は言語優位で、視覚認知はとっても苦手です。
…なので、友だちが花冠を作って見せてくれるやり方がどうにもわからなくて、ついに作れるようにはならず💔
大人になってから、「昔の遊び(!)」の本で、図解と文章での説明を読んでようやく作れるようになったのです。
「見てわかる」指示や説明が多い幼稚園・保育園に対して、小学校に上がると「聞いてわかる、読んでわかる」
ことが求められるようになります。
私の場合は、「ぼんやりしてトロい子」だった幼稚園時代に比べ、就学後の方が色々なことがわかりやすく
(逆に、急に困り事が増えるお子さんも多いことでしょう)、ぐっと楽になりました。
それでも、あの頃の、先生や周りの子ども達の言っていることや求められている内容が、
なんだかぼんやりとしてわかりづらい、あの不安感と孤独は、記憶の底にうっすらと残っています。
大人の言っていることが伝わりにくかったり、言うことを聞けなかったりするのは、
性格や発達の要因だけでなく、こうした認知特性による場合もあるかもしれません。
周囲の大人が、その子に伝わりやすい伝え方、説明の仕方を工夫してあげるのも大切だな…と、
可愛いお花と、子どもたちのキラキラ笑顔🤗を見ながら、昔々のほんのり苦しい気持ちを思い出しました。