聞いてたんだね👂
お昼寝の時間、にじチームのお部屋を
のぞいてみたら…。
3歳のAちゃんが、小さな
トリケラトプスのぬいぐるみを抱いて
眠っていました💤
担任のスタッフに聞くと、同じチーム
のお友達、Bちゃんの「マイブーム」が
恐竜なのだそうです。
この2人、普段の活動の中では、
なんとなく場を共有して遊んでは
いるものの、今のところ、まだ
「一緒に遊ぶ」ということは、
あまりありません。
Bちゃんの恐竜トークも、興味を
持って聞いている様子ではなかった
とのこと。
ぬいぐるみをしまってある箱の、
底の方から、トリケラトプスを
探し出して抱っこしたそうですから、
実は、関心があったのでしょうね。
Aちゃんは、自分のしたいこと、
イヤなことを、ことばで伝える
ことができます。
ただし、これまでは
コミュニケーションの対象は
大人だけで、同年代のお友達の
ことばにはあまり興味を示して
いませんでした。
でも、お友達のことばを聞いて、
いっしょに遊んだり、お話に
加わったりこそしなかったけれど、
Bちゃんの話していた「恐竜」の
ぬいぐるみの話を聞いていたのですね。
それは、お友達との
コミュニケーションへの第一歩!に
なりますね。
ことばはわかる(話せる)のに、
「会話」ができないとお悩みの方も
いらっしゃるかと思います。
Aちゃんのように、お話を聞いて
いない、興味がないように見えても、
実は聞いていて、内容もわかっている
ということがあります。
時に一方通行に思える
ことばかけも、ちゃんと意味のある
ことなんですよ。
今は「投げかけ」の時。
すぐにお返事がなくても、
反応してくれる時をそっと待って
あげましょう。
できれば、お子さんが、今、
見ているもの、していること、
興味のあることに沿ったことを
お話してあげると、より効果的に
コミュニケーションにつながって
いきますよ。