猫モブレ

「モブレ」とは、松山地方の方言で「〜まみれ」「〜だらけ」のような意味のことばです。

それと関係あるのかないのか、ちらし寿司のことを、「おもぶり」とか、「おもぶりご飯」などと言ったりします。

 

さて、「猫モブレ🐱」なのは、私のことです。

エプロンや靴下🧦の柄、髪飾り🎀などに猫モチーフをつけていることが多いです。

単に猫が好きなのもあるのですが、一応私なりに意味があって「猫モブレ🐱」ファッションにしています。

 

…これは、私の母に軽い失語症状があった時のことです。

物や人の名前を特に間違えやすかったのですが、たとえば私を呼ぶときに、「チコちゃん🐈(昔飼っていた猫♀)」「ピーちゃん🦜(昔飼っていたインコ♀)」、私の兄を呼ぶのに「サブちゃん🐕(昔飼っていた犬♂)」「チロちゃん🐩(更に昔飼っていた犬♂)」等々。

種族を越えて間違えるのに、性別だけは合っていました。

 

最近、ちょっと入院していた父も、入院後すぐのやや混乱している時、孫(男の子)の名前を「Mひろ(息子)」「Sぞう(甥)」等…。

こちらは全て身内の名前でしたが、やはり性別は正しかった…。

 

人名と性別が強く結びついているようなのです。

 

…と考えると、服装や髪型の似た女性が多い、センターや幼稚園、保育園の職員というのは、子ども達にとって、名前を覚えにくい→呼びかけづらい環境かもしれないな、と思うのです。

名前がわからないから、呼ばない、助けを求められない…というのでは、子ども達は安心して過ごせませんよね。

 

「名前を知らない大人」よりは、「あの猫モブレの人」の方が、親しみを持ってもらえるかな?というのが、私が「猫モブレ🐱」にこだわる1番の理由です。

 

だから、ある男の子に「猫の先生🐱」と呼びかけられた時は、「我が意を得たり」という気分でした。(今では彼も、ちゃんと名前で呼んでくれますよ♪)