未来の秀才たち
Aちゃんは文字や数字が大好きです。
五十音表を眺めたり、「あいうえお」の絵本を音読(❗️)したり、スタッフにひらがなを書いてもらったり(ヒモ状に延ばした粘土でひらがなの形を作ることも…)して、楽しんでいます。
なんとAちゃん、スタッフが筆順を間違えると気がついて、「もう1回❗️」のジェスチャーで書き直すように
促してくれるんですよ。
最近は、保育室のロッカーや椅子に貼ってあるお名前シールを指で追いながら、読み上げることもできます。
そのお名前のお友だちの方に視線を向けているから、「音」として読み上げているだけでなく、「お名前」と
「お友だち」がちゃんと結びついているんですね。
Aちゃんの椅子に、お友だちが座って遊んでいたときのことです。
別の椅子を勧めると、お名前シールをそっと指でなぞって、「でも、ボクの椅子はこっちだよ」と教えてくれた
こともあります。
アルファベットにも興味が出てきました。
保育室に貼ったアルファベットの表を指差して、スタッフに「読んで♪」と訴えます。
スタッフの洋服のロゴを読んでみたり、洗濯バサミを持ってきて、両手の指で「A」のような形を作って、
「ねえ、これ、『A』に似てる😊」と見せにきたり…。
とっても勉強熱心です。
そんなAちゃんに触発されたのか、同じチームのBちゃんもアルファベット表を読んでもらうことが
「マイブーム💕」になっています。
2、3歳の子どもたちが、現時点でアルファベットが読める必要はないのですが、文字と音の結びつきに
気付いたり、意図した文字を確実に指差したりすることができるようになれば、ことばやコミュニケーションの
幅が広がりますね✏️
今はまだ、ことばを使ったコミュニケーションは少ないAちゃん、Bちゃん。
「文字」と「音や意味」の関係、文字を使って気持ちを伝えられることを理解した時、2人の世界は
どんな風に広がっていくのでしょう?
小さな秀才たちの将来、とっても楽しみです。