同じ授業を受けたはずなのに…❓️

効果的な「伝え方」は、それぞれの

子どもによって違うという実例を…。

 

私には、幼稚園で出会い、高校まで

同じ学校で過ごした大親友がいます。

 

小学校低学年では同じクラスでした

から、当時、同じ教科書を使って、

同じ先生から、同じ授業を受けたはず

なのですが…。

 

絵の苦手な私が、愚痴をこぼした時の

ことです。

 

「画材だけ与えて、さあ描きなさい!

って、無理だと思うの。

そんなの、原稿用紙の使い方だけ

教えて、作文を書かせるようなもの

じゃないの⁉️

国語の授業なら、題材の選び方、

文章の組み立て方、推敲のしかた

まで丁寧に教えるのに❗」

 

絵が得意でデザインの仕事をしている

友人曰く、

 

「作文のそんな説明、聞いた覚えが

ない…。

絵はね、画面の構成のしかたや、

色の選び方のコツは説明があったし、

教科書にも載っていたよ😁」

 

…なんということでしょう⁉️

私、そんな記憶はありません❗

 

興味のない内容については、

「分かりにくかった」という記憶すら

なく、全く受け取れていなかった

んですね。

 

どちらかというと真面目な私たち

でしたから、サボっていたり、

先生のお話を聞いていなかったりは、

していないと思うのですが…。

 

同じ情報を、同じように伝えられて

いたのに、私たち2人がそれぞれ

受け取れた情報は、こんなにも違って

いるのです。

 

これは、学校の授業だけで起こる問題

ではないと思います。

 

言語習得、生活習慣、大人が求める

様々な行動…。

子ども1人1人に、得意で

身に付けやすいことや、興味を

持ちにくいものがあり、分かりやすい

(応じやすい)伝え方は異なります。

 

「他の子はできるのに」

「お兄ちゃん(お姉ちゃん)はできたのに」

 

心配になったり、苛立ったりすること

もあるかと思います。

けれど、それは、私たち大人が、

その子にあった伝え方をできていない

だけかもしれません。

 

お子さんに伝わりやすい方法を

探してあげましょうね。

そして、私たちにもそのお手伝いを

させてください。