「ねえねえ……。」
3歳児のAちゃんは、時々内緒のお話をしてくれます。
口元に手を当てて、「ねえねえ」と呼びかけ、職員が耳を近付けると「こしょこしょこしょ…」と。
昨年の内緒話は、それでおしまいでした。
2〜3か月前からは、その後に、「ねえねえ、Aちゃん」という、職員からの内緒話を待つようになりました。
この頃は、まだお話の内容にはあまり興味がなく、いつも「まあっ!」と驚いていました。
近頃のAちゃんは、「ねえねえ、Aちゃんってかわいいね💕」 「Aちゃん、大好きだよ♪」等と言うと、「えー、やだー」と言ったり、「うふふ」と笑ったりして、かわいい手で顔を隠します。
照れてるんです。
他にも、お話の内容で、少しずつ違った反応を返してくれるようになりました。
実は、Aちゃんは「ことば」はたくさん知っているけど、実際のコミュニケーションの手段としては、あまり使っていないのが課題でした。
この「内緒話」、ほんのちょっとした変化のようですが、相手のことばを受け止めて、その内容に反応できるようになったことは、とても大きな1歩なんです❗️
Aちゃんの反応(いつもかわいいんです💕)を期待して、さあ、次はどんな内緒話をしようかな?