「おーしーまい!!」(そらチーム)

「そらチームさん、10数えたら、お片付けが始まるよー。」

「いーち、にーい、さーん… お外遊びはこれで、おーしーまい」

 

毎日、1つ1つの活動の終わりに、必ず予告をしています。

子ども達に伝わり、聞き取りやすいように、そして、少しずつ心の準備ができるように、ゆっくり、はっきりと10カウントしていきます。

片付けの始まり=遊びの終わりになるため、片付けの始まりを伝えようとした時の、子ども達の反応は様々です。

 

10カウントを始めようとするスタッフに、

A君は、遊びを終わらせなければという思いと、まだ遊びたいという葛藤の中で、「いやー。ダメだよ。」と、気持ちをことばで伝えようとしてくれます。

 

B君は、「いーち、にーい、さーん…」と、スタッフと一緒に数えています。

 

Cちゃんは、「おかたづけ!」とお友達のおもちゃも持っていきます。すると「まだ(使ってるから)」「じぶんで!(するから、触らないでよ)」と、子ども達の取り合い、追いかけ合いのトラブルが始まることも…。

 

スタッフは、次回の活動につながることを願って、できたことを褒めたり認めたりしながら、子ども達1人1人の気持ちや行動に向き合っています。

また、予告をしても、まだまだ遊びたい子ども達・・・その気持ちを大切に受け止めながら、子どもどうしのコミュニケーションを図り、トラブル解決のために、「A君は、もうちょっと遊びたかったんだよね」「Cちゃんは、手伝ってくれたんだよ」等と子ども達の言動を代弁、補足しながら、片付けを進めています。

 

近頃では、スタッフやお友達の姿を見て、だんだんと気持ちを切り替えて、最後には自分で片付けられる・・・そんな姿も見られています。

 

その日の気分によって、片付けがスムーズにできたりできなかったりではありますが、遊びの終わりに片付けをするという見通しを、子ども達も持ちやすくなってきているのではないでしょうか。

 

子ども達が納得して片付けし、それが習慣となるように、声かけや提示の仕方、関わり方について、より良い方法はないか、スタッフ全員で知恵を絞っています🤔

 

それでは

「お話はこれで、おーしーまい!!」