やったー!!🏳‍🌈うんどうかい②

児童発達支援センター伊予くじら 第2回の親子運動会。

 

今回は当日までの取り組みをお知らせします。

 

運動会の競技や演目は日々の遊びや活動を生かせるものを選びました。

実物写真やイラストのカードをつけたスケジュール、競技に関連する絵本が大活躍。

『運動会って何?』『初めてするよ』と感じている子ども達を応援してくれました。

 

写真はにじ、そらチームのダンス「フルフルフルーツ」の導入の絵本です。

⭐️ご家庭にもダンスをご案内 しました。

 

子どもの進度に合わせて、日々、各チームで部分的な取り組みを行い、プログラム全体を通しての練習は

2回に抑えました。その代わりに、1人1人の子どもがベストなタイミングで運動会に参加ができるように

何度もスタッフ間で打合せをしました。

時間の設定や競技の順番も、子どもの状態に合わせて調整することで、

2・3歳児も「少しだけ待つと自分の順番が来るんだな」「(先生が)10数えると終わりになる」と

活動の積み重ねから見通しを持つことができ、参加の仕方も変わってきました。

4・5歳児は運動会への意欲や期待が高まり、ご家庭で「あしたもかけっこする」と話したり、

ダンスの曲を口ずさんだりしていることなど、連絡帳で伝えていただきました。

運動会の練習を通じて、保護者の方と子どもの姿を共有できたことも、より良い育ちに向けた

今後の支援に関する手がかりとなりました。

 

そして、迎えた運動会当日。初めに保護者の方にお話をしたことは3つ。

・子どもたちが、「順番」や「少しだけ待つこと」の経験をしてきたこと。具体的には…

「今からかけっこをするよ」と言われると「今すぐ走りたい」子ども達。「どうして今すぐ走れないの?」

 という、子ども目線からの疑問に分かりやすくこたえるようにしたこと。

・「始めと終わりの大切さ」運動会のかけっこは1回走ったらおしまい。「楽しいから、もう1回」と

 いう時に納得ができないこともあります。「走りたかったよね」と気持ちを代弁したり、寄り添ったり

 しながら、「今はおしまいだよ」という設定をしたこと。

・今までの積み重ねで「今日、上手にダンスができた」など、子ども達が手ごたえを感じていること。

 もし、 保護者の方を見つけて駆けよっても、安心して「先生の所に帰ろうね」と促してほしいこと。

 

こうして、保護者の方のご協力もあり、子ども達の笑顔と、皆さんの温かい拍手で運動会は終わりました。

 

 

 

最後になりましたが、我が子のみならず、どの子ども達にも拍手を送ってくださった保護者の皆さん、

応援してくださった地域の方、遠くから応援に駆けつけてくれた社会福祉法人くじらの仲間にお礼申し上げます。

本当にありがとうございました。